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来年2月の平昌五輪開幕まで、9日であと半年になる。五輪シーズンに向けて、代表候補たちはどのような夏を過ごしているのか。鍛錬の現場を訪ねた。
豊かな自然を背景に自転車で約100キロを駆け抜ける。5月から6月にかけて北は北海道、南は宮崎県と各地で行ったスピードスケートのナショナルチーム(NT)強化合宿で、オランダ出身のヨハン・デビット・コーチは選手の成長を実感した。「筋力強化、スケートの技術。ほんの少し洗練させればメダルが見えてくる」。体調管理すらままならなかったトップ選手たちは、就任2年でようやく戦う集団になった。
2015年の来日直後は「選手の体脂肪率が高く、好成績を挙げるイメージがわかなかった」とデビット・コーチ。骨格などから考える日本選手の理想は男子9~10%、女子20%未満だが、ほとんどの選手がオーバーしていた。
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