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安全決壊

検証・九州北部豪雨/下 ため池下流域襲う

二つのため池が決壊するなどして土砂や流木が流れ込んだ一帯。写真左の高架下が鎌塚ため池=福岡県朝倉市で7月12日、本社ヘリから森園道子撮影

 「再開のめどは立たない」。7月下旬、福岡県朝倉市山田の菓子製造会社の工場長、高浪賢一さん(31)は泥水につかった工場の前でつぶやいた。7月5日午後7時ごろ、避難した工場兼事務所の2階から外を見ると家や車が次々と濁流にのまれ、犠牲となった80代夫婦の家も流されていた。「上からどんどん水が流れ込み、見ているしかなかった」

 山側には二つのため池がある。夫婦の自宅が流される約30分前、上流の「山の神ため池」(貯水量約6万8000立方メートル)近くの久保山正清さん(60)は、雷に交じり「ドーン」と大きな音を聞いた。川から流れ込んだ木々が排水設備付近にぶつかり、堤防が決壊した。

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