サテライトオフィス

広がる企業の取り組み 働き方多様に

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リクルートグループが共同利用する託児所付きサテライトオフィス。ガラス越しにオフィスエリアが見える
リクルートグループが共同利用する託児所付きサテライトオフィス。ガラス越しにオフィスエリアが見える

 職場の拠点から離れた場所に小規模な「サテライトオフィス」を設置し、社外での多様な働き方を実現する取り組みが広がっている。通勤時間短縮やオフィスの運営費削減に加え、社員の満足度向上や独創的な発想を促す原動力にもなっているようだ。

 リクルートグループは不動産会社ザイマックス(東京都港区)と共同で、託児所付きサテライトオフィスの利用実験を2016年10月に開始した。今年3月には新たにソフトバンクなど3社を加え、施設拡大を目指す「キッズスペース共同利用協議会」を設立した。ザイマックスが運営する東京都港区と川崎市のオフィスに利用企業の社員が子連れで出勤し、インターネットを活用しテレワークを行う。「複数企業で共同利用することでコストを抑えられる」(リクルートホールディングス)という。

 オフィスエリアとガラスで隔てられた託児所には保育士らが常駐するが、オムツ交換や食事の世話は親が行うため保育業には該当しない。7月に港区のオフィスを利用したリクルートキャリアの阿部優さん(34)は「4歳の息子と4月から利用しているが、息子は平日も親の近くで過ごせるので精神的に安定するようになった」と話す。ザイマックスは今年度中に10~15カ所に拡大する方針だ。

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