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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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広島原爆

資料館展示の原型判明 54年東京展資料から

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「長岡省吾収集資料」にある、東京原爆展の展示品の説明文。原爆投下時刻を示して止まった時計について、「運命の一瞬」と書かれている=広島市中区で、山田尚弘撮影
「長岡省吾収集資料」にある、東京原爆展の展示品の説明文。原爆投下時刻を示して止まった時計について、「運命の一瞬」と書かれている=広島市中区で、山田尚弘撮影

 広島原爆資料館の初代館長・長岡省吾さん(1901~73年)の遺品から、55年の資料館開館の前年に東京であった原爆展の内容を記した資料が見つかった。原爆のきのこ雲や広島、長崎両市の被害写真を見せ、遺品などで人的被害を示しており、現在の広島の展示と共通点が多い。開館初期の展示内容が分かる資料はほとんどなく、資料館は「資料がなぜ残されていないのかは不明。原爆展資料からは開館時の展示の全体像が類推でき、資料館の原点が分かる」としている。【寺岡俊】

 長岡さんの遺族=広島市=が2015年に資料館に寄託した「長岡省吾収集資料」約1万点の中に、東京原爆展の展示方法を書いた要項案や展示目録、説明文など数十枚があった。要項案によると、市街地の被害模型や原爆投下時刻を指した時計を、きのこ雲の写真とともに配置。写真パネルの前には衣類や学徒の生爪、瓦など約100点を並べた。

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【広島・長崎原爆】

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