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大阪府が今月、羽曳野市に新設した「動物愛護管理センター」の開所式が4日、同所であった。犬や猫の殺処分などを担っていた施設の老朽化に伴い整備。ペットの飼い方教室や動物とのふれあいの場をつくるなど啓発に重点を置き、処分件数の減少を目指す。一方で大阪市は吉村洋文市長が昨秋、「殺処分ゼロ」を宣言し愛護団体などへの譲渡会を頻繁に開催。殺処分を減らすための対応を府市ともに模索している。【藤顕一郎】
「動物の命の尊さを学んでいただき、社会全体で殺処分をなくしたい」。府動物愛護管理センターの開所式で竹内広行副知事が強調した。府は動物管理指導所(大阪市東成区)と府内4カ所の分室で狂犬病対策や殺処分、愛護団体への譲渡などをしていたが、約21億円かけてセンターを整備。保護された犬や猫の飼育体験を通じ動物との付き合い方を考える「施設学習型ゾーン」(約9500平方メートル)と、自然の中で犬や猫とふれあう…
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