中津・三口遺跡

甕棺、箱式石棺を発見 弥生時代後期、有力者の子供用か /大分

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 中津市相原の三口遺跡を発掘している同市教育委員会文化財室は、弥生時代後期の完全な形の子供用甕(かめ)棺と箱式石棺を発見したと発表した。箱形石棺の脇には、刃渡り約10センチの鉄製の小刀もさびた状態で見つかった。市教委は「子供用の墓は珍しい。副葬品に貴重な鉄の刀が使われており、有力者の子息だったのでは」と分析している。

 発掘された甕棺は縦80センチ、胴回り70センチのつぼ形。開口部には大きな石(縦55センチ、横75センチ)でふたをしてあった。魔よけのためか、赤い塗料をほどこしてあり、全体が赤い。また、箱形石棺は縦80センチ、横30センチ。安山岩で作られ、底には平たい石が敷かれていた。副葬品と思われる小刀が、棺の上部にあった。両棺は1メートル離れて並んでおり、大きさから子供用とみられる。同文化財室によると、墓の近…

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