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カーリング選手のオフシーズンは、短い。男子で20年ぶりの五輪出場を決めたSC軽井沢クは4月までのワールドツアーで昨季を終えると、7月には北海道北見市での今季初戦に臨んだ。その間の約2カ月のトレーニングは個人に任されていたが、チームの2番手として投げるセカンドの山口剛史(32)は妻でピラティス講師の七重さん(33)と肉体改革に取り組んだ。
ストーンを投げる、決まった位置でスイープ(ブラシで掃く)する--。約3時間の試合を1日2試合こなすことも多いカーリング選手の体は、同じ動きを繰り返すことで「ずれ」が生まれる。七重さんいわく、山口は「スイープする時に左足に多く体重をかけ、左肩にも負担がかかりやすい」状態。そのため左半身に痛みが集中する。均整の取れた体作りをテーマに5月、2人はアスリート専門のピラティスのプログラムを受講するためハワ…
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