連載

赤ちゃんハテナ箱

妊娠、出産、育児についての素朴な疑問を取材します。また、豆知識や雑学などの話題も取り上げます。毎月第2火曜掲載予定です。取り上げてほしいテーマ やご意見、ご感想をメールでお寄せください。kurashi@mainichi.co.jp へ。

連載一覧

赤ちゃんハテナ箱

赤ちゃんってどうしてかむの?

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
自我が強くなる一方、まだ言葉でうまく伝えられない1歳前後から、おもちゃの取り合いなどで、かみついてしまうことが出てくる=稲田佳代撮影
自我が強くなる一方、まだ言葉でうまく伝えられない1歳前後から、おもちゃの取り合いなどで、かみついてしまうことが出てくる=稲田佳代撮影

 乳幼児の小さな歯でも、がぶりとかまれると、とても痛い。わが子であれば我慢すればいいが、よその子をかんでしまうと、どうしたものかと冷や汗が出てくる。なぜかむのか、どう対処したらいいのか。専門家に尋ねてみると「かむのにはその子なりの理由が必ずある」という。【生活報道部・稲田佳代】

 「お友達にかみつくことが増えています。もう少し早くお迎えに来られませんか」。東京都豊島区に住む会社員の母親(37)は、年度末で忙しくしていた3月、2歳2カ月の長男を預ける保育所の担任からそう言われてショックを受けた。1歳半ごろから他の子をかむことがあったが、2歳前には落ち着いていた。ふだんは午後6時15分のお迎えを1時間延長し始めてから、またかみつくことが続いたのだという。

 「早く迎えに行けないから延長にしているのに、どうすればいいの」。帰宅後はすぐに授乳し、4歳上の長女には我慢してもらい、できるだけ甘えさせていた。それでも負担をかけているのかと思うと自己嫌悪に陥り、睡眠時間を削って仕事をする前提で、延長にならないよう夫と交代で迎えに行くようにした。やむを得ず延長する時も2日連続にならないよう調整した。

この記事は有料記事です。

残り2635文字(全文3131文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集