トヨタ自動車とマツダの資本提携の背景には、電気自動車(EV)や自動運転など次世代技術の開発競争が業種を超えて激化していることへの危機感がある。トヨタはこれまでハイブリッド車(HV)で先行していたが、EVでは出遅れており、マツダとの共同開発を巻き返しの契機にしたい考え。世界各国で環境規制の強化が進んでおり、EVの開発競争は今後、一段と激しくなりそうだ。
「我々の前にはグーグルやアマゾン、アップルといったプレーヤーが登場している。未来は決して自動車会社だけで作れるものではない」。4日夜に記者会見したトヨタの豊田章男社長は、IT関連企業が自動車業界に与えている影響の大きさを強調した。
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