日本安全運転・医療研究会

脳卒中後の運転再開、ガイドラインを

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 脳卒中のリハビリを終えた人や認知症の自動車運転のあり方を研究する「日本安全運転・医療研究会」の次期大会会長の一杉正仁・滋賀医科大社会医学講座教授が、脳卒中や脳外傷後の運転再開をどう進めるべきか、ガイドラインを多職種で連携して作成する意向を示した。来年1月の次期大会で方向性を打ち出す。

 脳卒中や脳外傷では記憶障害など高次脳機能障害が残ることがあり、病院で医師の指示の下、作業療法士らが検査し、自動車教習所と連携して運転できるかどうかの評価・訓練をしている。だが、地域により違いが大きく、支援が全くない県では、元患者が勝手に運転する例も出ている。

 一杉教授は「病院、地域により対応が違い、何より患者さんや市民が困る。申し訳ない事態だ」と憂慮。「ガイドラインを作って周知する必要がある」との考えを示した。ガイドラインは「医師だけで作ってはいけない。作業療法士、理学療法士などの意見も集約する」と多職種連携を実施。「複数の学界がタッグを組んで国に働きかけなければ」と話し、「次期大会で方向性を出したい」との方針を示した。多職種が参加する委員会設置が考…

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