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今週の本棚

三浦雅士・評 『石川啄木論』=中村稔・著

 (青土社・3024円)

狂気すれすれのところにいた歌人

 啄木観を一新する本。これまで誰もまともに啄木を読んでこなかったのではないかとさえ思わせる。著者も例外ではなかった。「石川啄木ほど誤解されている文学者は稀(まれ)だろうと私は考えている。私自身、必要に迫られて啄木を読み直す機会をもつまで、彼を誤解していたと思われる」というのだ。

 啄木といえば青春を感傷的に歌った歌人と思われているが、違う。「東海の小島の磯の白砂に/われ泣きぬれ…

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