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松尾貴史のちょっと違和感

カジノで経済活性化? 粉飾しても博打は博打

=松尾貴史さん作

 日本に「カジノ」を造ろうという案が、にわかに現実味を帯びてきた感じがする。経済振興のために必要だという主張が相当以前からあったが、この話を進めようという動きが近年強まっている。

 最初に大きな話題となったのは1999年に石原慎太郎氏が東京都知事になった頃合いだっただろうか。彼がなぜか熱心に推進しようとしていたことをよく覚えている。2002年には、石原知事が音頭をとって、都庁内の高層階でマスコミ関係者や国会議員を集めて大掛かりなデモンストレーションを行った。そこで催されたシンポジウムに、石原氏と昵懇(じっこん)だった放送作家でラジオパーソナリティーのはかま満緒さんや、なぜか私が指名されて参加をした。

 その中でも言ったが、私はカジノ導入に条件付きの賛成派だった。反社会的勢力の温床だったラスベガスが健全な娯楽の街にひょう変したのを参考に、ギャンブル依存症対策に収益の数%を充てることや、当面は外国からの観光客のみを対象とした施設にするなど「外貨獲得の一助となれば」という都合の良いことを想定した考えだった。

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