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ベネズエラ

「野党には正義の裁き」議長、国会閉鎖を示唆

制憲議会議員の就任式があった国会議事堂の前に集まり、歓声を上げるマドゥロ大統領の支持者=ベネズエラの首都カラカスで2017年8月4日午後1時27分、朴鐘珠撮影

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 【カラカス朴鐘珠】ベネズエラの制憲議会が4日招集され、議長にマドゥロ大統領の側近で女性のロドリゲス前外相(48)が選出された。ロドリゲス氏は就任演説で、反政府デモを指揮してきた野党連合に対し「正義の裁きを受けるだろう。障害を取り除くために、明日から始動する」と述べた。野党連合が多数を占める国会が閉鎖されるのは確実で、マドゥロ氏を頂点とした専制的体制はさらに強化される。

     ベネズエラの治安部隊は5日、政権批判を続けるオルテガ検事総長の執務室がある首都カラカスの検察庁庁舎を包囲した。政府に抵抗する勢力への圧力を強化した格好だ。

     野党連合は7月30日の制憲議会選の正当性を認めず、立候補者を擁立しなかった。当選した545人の与党派議員は4日、国会議事堂で就任を宣誓。その後、チャベス前大統領の霊廟(れいびょう)を訪れ、チャベス政権を引き継いだマドゥロ政権を支持する方針を明確に示した。

     既に最高裁も支配下に置くマドゥロ氏は、国会の閉鎖に伴い、事実上全権を掌握する。民主主義の枠組みの中で政権交代を目指してきた野党連合は、打つ手を失った形だ。

     残る策は国際社会の圧力によるマドゥロ政権の孤立化だ。ただ安易な経済制裁は「食料品や医薬品の不足に苦しむ国民の窮状を更に悪化させる」とベネズエラの外交筋は懸念する。政権・軍幹部らが国外に分散した資産を凍結すればやがてマドゥロ氏は求心力を失い軍の反乱などが起きる可能性はあると同筋は指摘している。

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