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コンロ熱で壁発火か 「伝導過熱」の疑い

発生から一夜明け、鎮火した築地場外市場の火災現場=東京都中央区築地で2017年8月4日午前9時43分、本社ヘリから竹内紀臣撮影

 東京都中央区の築地場外市場で店舗7棟が全焼した火災で、火元とみられるラーメン店の厨房(ちゅうぼう)の壁が出火前から炭のような状態になり、燃えやすくなっていたことが、捜査関係者への取材で分かった。警視庁築地署はコンロの熱が壁に伝わって発火する「伝導過熱」が出火原因とみて調べている。

     同署によると、コンロの周辺の壁にはステンレス製の板が設置されていたが、その裏の木製の壁が激しく焼けていた。4日に東京消防庁と合同で実施した実況見分で、以前から壁が炭のような状態だったことが確認されたという。コンロではずんどう鍋などを使って調理が行われており、その熱が蓄積した可能性が高いとみられる。

     ラーメン店の従業員は火災発生の119番がある約50分前の3日午後4時ごろ、コンロの消火を確認して店を出た。一方で、隣の店の関係者は「午後3時20分ごろに焦げ臭いにおいがした」と話しており、同署は周辺の店からも話を聴いて出火の経緯を確認する。

     東京消防庁によると、伝導過熱による火災は2007~16年に同庁管内で212件発生し、うち110件が飲食店だった。同庁は「壁と調理器具の距離を適切にとることや、日常の清掃や点検を適切に行うことが大切」としている。【深津誠、安藤いく子】

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