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被災各地で追悼 献花台に手合わせ

九州北部豪雨の犠牲者宅などで土砂の除去作業を手伝い、供えた花束の前で手をあわせる男性=福岡県朝倉市で2017年8月5日午後6時57分、和田大典撮影

 福岡、大分両県で36人が犠牲となった九州北部豪雨から5日で1カ月を迎えた。被災地では住民らが土砂に流された犠牲者の自宅跡などで冥福を祈った。5人が行方不明の福岡県朝倉市では九州に台風が迫る中、捜索が続いた。

     福岡県朝倉市杷木志波で犠牲になった足立曙光(しょうみつ)さん(70)の自宅跡には、妹の森岡式部さん(63)が訪れ「たくさん飲んでね」とビールをまいた。流された家の跡を前に「一瞬のことだったんだろう」と哀れみ、手を合わせた。

     同市黒川では、江藤由香理さん(26)、友哉ちゃん(1)親子ら3人が犠牲になった民家前の献花台で住民が手を合わせた。隣が実家の会社員、渕上淳伸さん(39)は「安らかに眠ってほしい。1カ月たったが、復興は進まず時間は止まった状態」と話した。

     朝倉市役所と同県東峰村役場、大分県日田市役所では幹部らが黙とう。朝倉市の森田俊介市長は「必ず朝倉の地はよみがえる。安心して生活できる地域につくり直す」と述べた。

     両県では住宅775棟が全半壊(4日時点)。なお1200人以上が避難生活を送り、仮設住宅の建設が進められている。東峰村では5日、断水復旧を受けて陸上自衛隊が撤収した。【佐野格、山下俊輔、中村清雅】

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