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山梨・早川 茂倉うり 伝統の夏野菜、みずみずしく 高齢化で減産、担い手守れ /東京

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茂倉うりを収穫する深沢さん=山梨県早川町茂倉で
茂倉うりを収穫する深沢さん=山梨県早川町茂倉で

 南アルプスに囲まれた山梨県早川町の茂倉地域で、伝統野菜「茂倉(もくら)うり」が収穫期を迎えている。ずんぐりとした実をつけ、みずみずしく甘みがある。一帯の寒暖の差が大きい気候でしか育たないとされるが、担い手の高齢化で生産量は減っている。伝統の夏野菜を守るため栽培を続けている深沢礼子さん(68)を訪ねた。【滝川大貴】

 茂倉うりはキュウリに似ているが、2回りほど太くてごつごつしている。水分が豊かで、のどごしも心地良い。「漬物にすると甘さが際立つんだよ」。差し出されたみそ漬けは、ほんのりした甘みがあった。収穫期は7月中旬から9月中旬だ。標高約800メートルの高地にあり、夏場は日差しが強いが、朝は霧がかかり、夜は涼しい。その全ての条件が栽培に適し、江戸後期から約130年間、地産の野菜として親しまれてきた。

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