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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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広島原爆の日

不戦の訴え、県内被爆者も 当時陸軍所属工員・谷口さん、無念さに今も涙 /和歌山

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入院中の病床から被爆体験を語った谷口好文さん=和歌山市内で、稲生陽撮影
入院中の病床から被爆体験を語った谷口好文さん=和歌山市内で、稲生陽撮影

 広島への原爆投下から6日で72年を迎えた。県内の被爆者は219人(3月末時点)と5年前から102人減り、全国で課題となっている被爆体験の継承は県内でも無縁ではない。憲法9条の改正論議など平和主義を取り巻く状況が厳しさを増す中、当時の惨劇を目の当たりにした被爆者は、不戦を強く訴えている。【稲生陽】

 「誰にも見向きもされず横たわっていたあの子の遺体を、せめて川から引き揚げて埋めてやることくらいしてやれんかったのか。この年になった今も悔やんでいる」

 広島での被爆当時、陸軍に属する工員だった和歌山市木ノ本の谷口好文さん(89)は声を震わせた。

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【広島・長崎原爆】

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