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くらしナビ・ライフスタイル

大学×企業 食のコラボ続々

日本原産のかんきつ「ヤマトタチバナ」と、そのジャムを使った「たち花クッキー」を手にする高岡素子・神戸女学院大教授=神戸市中央区の「神戸風月堂」本店で

 大学が企業や自治体と提携して商品化した「コラボ商品」が増えている。中でも「食」の分野では、産学双方に利益をもたらす可能性が大きいとして新規参入が相次いでいる。

 ●双方利益に手応え

 日本原産のかんきつ「ヤマトタチバナ」のジャムを使ったクッキーは、見た目の愛らしさも魅力だ。「たち花クッキー」は、神戸女学院大(兵庫県西宮市)と老舗菓子メーカー「神戸風月堂」(神戸市)が共同開発し、5月に完成した。

 古事記にも登場するヤマトタチバナは、菓子のルーツとしての逸話が残る。現在は絶滅危惧種に指定され、食用に使われることはほとんどない。「かつての『不老長寿』の実を現代の菓子によみがえらせたい」。神戸風月堂の日崎隆広執行役員は、ヤマトタチバナの保存活動に関わり、科学的な裏付けを必要としていた。そこで出会ったのが、かんきつ類の機能性成分を研究していた神戸女学院大の高岡素子教授のゼミだった。

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