中国

スマホ決済が浸透 偽札横行、背景に

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朝食を売る露店に掲げられたモバイル決済の「二次元コード」。これをスマホで読み込んで料金を支払う=中国青島市で、赤間清広撮影
朝食を売る露店に掲げられたモバイル決済の「二次元コード」。これをスマホで読み込んで料金を支払う=中国青島市で、赤間清広撮影

 中国でスマートフォンアプリを使って支払いを済ませる「モバイル決済」が急速に普及し、ユニークな新サービスが続々と誕生している。偽札の多さなど現金への信頼感が元々低い事情を背景にした中国社会の「キャッシュレス化」は、日本をしのぐほど猛スピードで進行中だ。【北京・赤間清広、上海・林哲平】

露店、コンビニ…バーコードで

 ビールで有名な中国東部の沿岸都市、青島。早朝からおかゆや、クレープに似た「煎餅」などを売る露店が建ち並ぶ。昔ながらの光景だが、数年前から店先に二次元コードやバーコードのプレートが掲げられるようになった。

 プレートは中国ネット大手、阿里巴巴(アリババ)のモバイル決済システム「支付宝(アリペイ)」と、同じく騰訊(テンセント)系「微信支付(ウィーチャット・ペイ)」のもの。どちらも客がスマホで二次元コードなどを読み込み、商品の金額を打ち込むと決済が終了する。ともに数億人規模の利用者を抱え、地元メディアによると、都市部の普及率は9割を超えるという。

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