受動喫煙

大動脈疾患死リスク2.35倍 筑波大など発表

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 受動喫煙の頻度が高い人は、ほとんどない人に比べ、大動脈解離など大動脈の病気によって死亡するリスクが2.35倍になるとの調査結果を、筑波大などのチームが米専門誌に発表した。受動喫煙と大動脈の病気との関係を明らかにしたのは初めてという。

 チームは1988~90年当時に、40~79歳だった全国の4万8677人に喫煙や受動喫煙などについて聞き、その後、平均16年にわたって追跡調査した。調査対象のうち、大動脈が突然裂ける「大動脈解離」や、こぶのように膨らんで破裂すると大量出血…

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