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映画「北の桜守」撮影現場 理想の女性像投影 吉永小百合120本目の出演

取材に応じる左から篠原涼子、吉永小百合、堺雅人、滝田洋二郎監督=東京・大泉の東映東京撮影所で2017年5月14日、最上聡撮影

 吉永小百合120本目の出演映画、来年3月公開の「北の桜守」(滝田洋二郎監督)の撮影が先月終わった。「北の零年」「北のカナリアたち」に続く3部作の最終章との位置付けで、今作では厳しくも温かい愛情を息子に注ぐ母を演じる。東京での撮影現場を訪れた。

    ■   ■

 母がおにぎりを作り、息子が昔の味を思い出して大声を上げるというシーン。よくある三角形でなく丸形に握るとあり、吉永は家で150個ほど作り練習したという。「毎晩スタッフに食べてもらって。『おにぎり中毒』になるんじゃないかと。子どものころ、お汁粉屋さんになりたいと思っていたのですが、おにぎり屋さんもいいかなと思いました」と冗談めかすも、徹底した演技へのこだわりが垣間見えた。

 吉永演じる女性てつは、樺太(サハリン)で暮らしていたが、第二次大戦末期にソ連が侵攻。幼い息子たちを連れて北海道へ逃れ、戦後、貧しさと飢えに苦しみながら懸命に生きる。時を経て1971年、成長した息子・修二郎が米国で成功して帰国すると、年老いたてつの姿があり、一緒に暮らすことになる--という物語だ。2月に北海道・網走で撮影開始。東京の撮影所での撮影も交えつつ、北海道各地で撮影を行った。

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