会員限定有料記事 毎日新聞
宇都宮大バイオサイエンス教育研究センターの児玉豊准教授(38)らの研究グループが、植物が低温を感知する仕組みを世界で初めて解明したと発表した。冬など寒冷条件での植物の育成が改善する可能性もあり、今後の研究次第で農作物の収量増加を期待できるという。研究結果は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
研究グループは、葉緑体が温度によって細胞内での位置を変える「寒冷定位運動」と呼ばれる働きに着目。低温で光が当たる環境などで細胞内に活性酸素などの…
この記事は有料記事です。
残り335文字(全文557文字)