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ドキュメント

訪問診療の暑い夏/1(その1) 「虫の知らせ」命救う

京都大田区内の患者の自宅を訪れ、聴診器を当てる高瀬先生(右)。「医療のプロだが、同じ人間同士」との思いで、白衣は着ない=中村藍撮影

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 異変は、その背中をひと目見て感じた。東京都目黒区の介護施設。「たかせクリニック」(同大田区)の高瀬義昌医師(60)は、壁を向いてベッドに寝ている80代の女性に呼びかけた。返事なし。袋から聴診器を取り出し、花柄のパジャマの背中に当てる。胸の音はきれいだ。脈は……右手首が熱い。「さらに熱が上がるね。抗生物質、いますぐ飲めればいいけど……」

 5月下旬、正午過ぎ。都心は前日に今年初の真夏日を記録。この日も午前中から25度を超えていた。急激な気温変化は高齢の体にこたえる。施設にいても同じだ。

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