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発言

「豊かさ」の本質は自己実現=安部憲明・OECD日本政府代表部参事官

安部憲明・OECD日本政府代表部参事官

 経済協力開発機構(OECD)が日本で注目されるのは、各国ランキングと最近は相場が決まっている。学力調査、格差、勤務環境などに関する統計結果が、他国との比較で一目瞭然となり、国民の関心や危機感を喚起する。これは、等身大の自らの姿を、長短ひっくるめて認識する上で悪いことではないだろう。

 けれども、OECDの真骨頂は公共政策の森羅万象を豊富なデータを駆使して実証的に分析し、効果的な政策提言につなげる論理構成力にある。また、他にない強みとして、成長と分配の調和を保ちながら公平な競争条件を整えるという公共政策の至難の業を、幅広い分野におけるルールや基準の作成と伝播(でんぱ)、各国の国内実施と相互監視という国際協調の循環の中で実現する機能もある。

 そのOECDがいま三重苦にあえいでいる。

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