パラリンピックには手足や腕、脚など四肢を事故や病気で切断したり、生まれながら欠損したりと、その機能に障害がある人たちも多く参加する。そんなアスリートが楽しめる団体球技の一つがシッティングバレーボールだ。競技人口の少なさもあり、健常者選手が障害者選手の育成や強化を下支えしている。【飯山太郎】
7月下旬、長野県白馬村では全国親善交流大会が開かれた。大会は長野冬季パラリンピックが開かれた1998年に始まって今年が20回目で、男子21、女子9チームが参加した。大会の特徴は健常者のみのチームも参加できることだ。9チームは健常者のみ。優勝は男子が千葉パイレーツ、女子が東京プラネッツ女組・黒とパラリンピック代表経験者を擁するチームだった。
今年の白馬には証券大手の野村ホールディングス(HD)から健常者チームも初めて出場した。同社は2015年10月からシッティングバレーの国内統括団体である日本パラバレーボール協会のスポンサーとなり、昨年は社員が観戦に訪れた。
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