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長崎原爆の日

市民の力で核なくす 「戦争いかん」教え継ぎ(その2止) 同級生、弔い続けた父

 熊本県合志(こうし)市の会社員、西野真二さん(61)は昨年8月末に87歳で亡くなった被爆者の父富夫さんの慰霊のため、平和公園であった平和祈念式典に出席した。「戦争はいかん。平和が一番だ」。そう繰り返した富夫さんは晩年、何度も熊本から長崎を訪れ、被爆した当時の痕跡を探し求めていた。

 富夫さんが残したメモによると、富夫さんは1944年6月、14歳の時に熊本から三菱重工長崎造船所に学徒動員された。45年8月9日の原爆投下時は造船所内で設計図面を回収していた時に空が光り、目がくらんだ瞬間、とっさに伏せた。爆心地から約3・5キロ。爆風による粉じんが一面を覆った。幸い大きなけがはなかったが、爆心地に近い浦上の工場に出かけていた同級生は亡くなった。

 戦後、会社員として働いた富夫さんは、8月9日が近づくと真二さんら2人の子供たちに被爆当時のことを語…

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