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7年目の被災地

姉への思い今も胸に 山田の工場経営者、現地に自宅再建 /岩手

再建した自宅の庭の石に腰を下ろし、亡くなった姉の一子さんの思い出を話す大町官教さん(左)と妻キサさん=山田町大沢で

 山田町大沢の縫製工場経営者、大町官教(たかのり)さん(73)は、東日本大震災で姉の熊谷一子さん(当時73歳)を失った。一子さんは少し離れた町内で一家を構えていたが、逃げ遅れた。あれから11日で6年5カ月。「やっとこれからという時に」。姉の亡くなった年齢に達した大町さんは、貧しい暮らしを姉が1人で切り盛りしてくれた幼い頃に思いを巡らす。

 一子さんの家は、大町さん宅から町の中心部寄りに約300メートル離れた山田地区の通称「柳沢」にあった。津波が近くの町営住宅に遮られたため、家は流されなかったが、一子さんは翌日、遺体で見つかった。「津波はまだ来ない」と、重ね着する衣類を取りに戻ってさらわれたという。

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