【マニラ福岡静哉、西脇真一】東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の一連の外相会議は8日、ASEAN結成50周年の記念行事を開催し、閉幕した。会議では、中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題と北朝鮮問題に関心が集中した。南シナ海問題では、紛争解消に向けた「行動規範(COC)」の枠組み草案が、中国との間で正式に合意されたが、法的拘束力を含んでいないため実効性に疑問符がつく内容。ASEAN側には中国ペースで協議が進むことに危機感も出ている。
一方、北朝鮮問題ではASEANが国際的な対北包囲網への参画を進めた形となった。
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