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ヅカ男子 夢の世界に心清らか

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宝塚大劇場の客席に座る古川明さん。男性客は1割もいない=斎藤義彦撮影
宝塚大劇場の客席に座る古川明さん。男性客は1割もいない=斎藤義彦撮影

 タカラヅカ男子を取り上げるのはどう? 「ハマりました。」担当になった私は、女性上司の声が聞こえた気がした。上司は宝塚音楽学校を受験したほどの筋金入りの宝塚ファンだ。52歳の中年男には腰が引けたが、思い切って取材するうちに、ヅカ男子の宝塚愛に私も心が揺さぶられた。

 まずはヅカ男子の先達に取材だ。「秘密結社」である「ヅカ男子の会」(秋山進代表)では全国の約60人がフェイスブックでつながる。コンサルタント、松元貴志さん(52)は周囲の女性から勧められて公演を見るうちハマったという。衝撃を受けたのは2013年の「ミュージカル・ロマン『戦国BASARA』-真田幸村編-」。当時の花組トップスター、蘭寿(らんじゅ)とむが「とにかくカッコよかった」。常に進化を目指す蘭寿のひたむきさにひかれた。「夢の世界に心が浄化される上、スターの姿勢に心を打たれ『仕事を頑張ろう』と前向きになれる」と話す。

 蘭寿とむ退団後は、蘭寿の後を継ぐ中堅の追っかけに。今は4年目の若手・蘭尚樹のファンだ。「親心」で育てている。歌劇団には退団があり新陳代謝する。「必ず変わるのは切ない半面、ハマりやすい」。五つある組の間を俳優が動く「組替え」は「会社の異動と同じ。男性にも参考になる」という。なるほど。

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