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長崎原爆の日

72回目 知らぬ世代の第一歩

 この夏、19歳の女子大生が核兵器の恐怖を語り始めた。長崎市の長崎純心大1年、松野世菜(せいな)さん。同市在住の被爆者、山脇佳朗さん(83)から72年前のあの日の体験を聞き取り、高校や大学で同世代の若者に伝えている。「悲惨な体験を子孫に伝えるのは、長崎に生まれた私たちの義務だと思う」と話す。

 「原爆投下の翌日、父を捜しに職場の工場へ行き、居場所を尋ねました。『あそこで笑っておられますよ』と言われ、指さされた方へ行ってみると、笑ったような表情で横たわる父の遺体がありました」。6月下旬、松野さんは母校の純心女子高(長崎市)で初めての講話に臨んだ。

 一人称で話したのは爆心地から2・2キロで被爆し、原爆で父を奪われた山脇さんの体験。緊張で時折言葉に…

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