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「日本から遠い国で、日本語を勉強する人たちの力になりたい」。松江市の会社員、木谷恵子さん(31)は国際協力機構(JICA)のボランティアとして、2014年から2年間、ブラジル・サンパウロで日系人らに日本語を教えた。
帰国すると、出雲市に住むブラジル人が増えていた。出雲市は外国人の住民が県内で最も多い。市によると、人口約17万5000人(6月末現在)のうち、外国人は3267人。国籍別ではブラジル人が2225人で最多。
日本に戻ってから、出雲市国際交流室でポルトガル語の通訳・翻訳を担当しながら、出雲市内のコミュニティセンターで、日本語教室を開いた。市役所の仕事を終えた夕方から夜にかけて、「日本人が何を話しているか理解したい」「コミュニケーションを取りたい」という意欲のあるブラジル人に、ボランティアで、ひらがなの読み方、日常会話、文法を教えた。
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