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フィンランド

マタニティー・パッケージ 赤ちゃん、国からお祝い

2017年版マタニティー・パッケージを前にする担当者のオルガ・タルサライネンさん=フィンランド・ヘルシンキの社会保険庁で、岡橋賞子撮影

 今年独立100周年を迎える北欧の国、フィンランド。その間、最も力を注いできたのが、「ゆりかごから墓場まで」の福祉の実現だ。数ある施策の中でも、ユニークで国民に根強い人気を誇るのが、妊娠した全ての女性に贈られる「マタニティー・パッケージ」だ。人気の秘密をのぞいてみた。【岡橋賞子】

 ロシアの領土下で自治権を有していた1906年、フィンランドは世界で初めて女性への選挙権、被選挙権を法律で定めた。男女平等は現在も政策の大きな柱の一つだ。国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」が、5歳児未満の死亡率や女性議員の割合などから総合的に算出する「お母さんにやさしい国(母親指標)」では2013、14年と1位に選ばれている。

 そんなフィンランド国内で、妊娠中の女性全員に贈られるマタニティー・パッケージ。縦70センチ、横43センチ、高さ27センチの段ボール箱に、ウールの帽子や極寒にも耐えられる分厚いスノー・スーツから下着やよだれかけ、歯ブラシ……など赤ちゃんが生まれてから1年の季節を過ごせるだけの約50品、重さにして約8キロ分が、ぎっしり詰まる。可愛いイラスト入りの丈夫な外箱は、赤ちゃんのベッドとしても使える工夫がされ…

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