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ドキュメント

訪問診療の暑い夏/5 肩肘張らず遠距離介護

1人暮らしの母のため、総菜などを買い込んだ省三さん。母が長年通ったスーパーを後にする=宮間俊樹撮影

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 東京都大田区に1人で暮らす山口貴美子さん(96)宅には毎週金曜の夜、大阪から長男、省三さん(68)がやって来る。週末ごとの遠距離介護は2年目になった。

 7月1日土曜日の朝9時すぎ、開店直後のスーパーに省三さんが姿を見せた。コロッケを三つに焼き魚2品。野菜の煮物も忘れてはならない。買うものは決まっているから滞在時間は5分ほど。総菜19品、しめて4230円。毎週決まって、ここで1週間分の食べ物を調達する。それが長男の「土曜朝の日課」だ。

 「おばあちゃん」。家に入るときは、母に必ず声をかける。靴を脱ぐと、そこが台所。20年ほど前に一軒家の自宅をアパートに改修した一室だ。小さな流し台の前で早速、プラスチックの食品保存容器11個に、指2本で食材を落とし込む。お行儀はよくないが、まあいい。コロッケなどはお昼用、残りは冷蔵庫にしまい込んだ。

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