「健康サポート薬局」との看板を掲げた薬局が全国で増えつつある。薬局といえば、調剤した薬を渡すだけのイメージが強いが、サポート薬局は地域住民の健康を支援する新たな役割を担う。いったいどんな薬局なのか。
●24時間対応
健康サポート薬局は、かかりつけ薬剤師がおり、地域住民の健康促進を積極的に支援する機能をもつ薬局のこと。国の医薬品医療機器法に基づき、昨年10月から届け出が始まった。薬局のある保健所を所管する自治体に申請し、受理・認可される仕組みだが、要件は厳しい。
まず所定の研修を受けたかかりつけ薬剤師がいることが必須の条件。このほか、「24時間対応」「患者の服薬管理や健康へのアドバイスができる」「地域の医療機関との連携がとれている」「患者のプライバシーに配慮した仕切りなどをもうけた相談窓口の設置」など厳しい条件を満たすことが必要だ。
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