日航機墜落

事故32年 遺族、御巣鷹の尾根へ あの子ら待ってる。来年も 娘2人失った夫婦

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 520人が犠牲になった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から32年を迎えた12日、群馬県上野村の墜落現場「御巣鷹(おすたか)の尾根」のふもとにある「慰霊の園」で追悼慰霊式が営まれ、遺族ら260人が参列した。犠牲者と同じ数の520本のろうそくに灯をともし、墜落した午後6時56分には黙とうをささげた。

 慰霊式の前に、御巣鷹の尾根で献花した日本航空の植木義晴社長は「事故後に入社した社員が94%を占めるようになった。事故を風化させることなく事実をしっかりと心に刻み、安全運航に全力を尽くしていく」と述べた。

 日航によると、この日は97家族359人(午後4時現在)が御巣鷹の尾根を訪れた。三十三回忌の節目ということもあり、過去3番目の多さ。最多は事故後30年(2015年)の106家族406人だった。【杉直樹、神内亜実】

この記事は有料記事です。

残り1046文字(全文1404文字)

あわせて読みたい

注目の特集