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松尾貴史のちょっと違和感

放送タレント・松尾貴史さんのコラム。テレビから政治まで、「違和感」のある話題を取り上げます。

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松尾貴史のちょっと違和感

「日本ファースト」なる名称 米大統領スローガンの日本版?

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=松尾貴史さん作
=松尾貴史さん作

 政党名について、素人なりにあれこれ考える。

 子供の名前をつけるときには、親の願望や弱点が表れる、という説がある。「富」「豊」などの文字が入ると、親は貧しさを忌避したいと考え、「茂」「繁」が入る時は父親が薄毛に悩んでいる、という他愛のないものだが、政党名に当てはめるとどうだろうか。

 「民進党」という名前は、何かが進んでいないことを象徴しているような気がしてならない。そもそもなぜ民主党から党名を変えるようなことをしたのだろうか。中身が変わらないのに党名を変えてイメージアップを狙うというのは、姑息(こそく)な内閣改造と本質的に変わらない。違うのは、もうおいそれと変えにくくなるという呪縛のみだろう。

 党名の体裁などどうでもいい、といった感じがしたのは「国民の生活が第一」「山本太郎となかまたち」だろうか。昔は「雑民党」という政治団体もあった。これは個人的に素晴らしいネーミングだったように思うが、響きが良くなかった。横山やすしさんも所属した「風の会」や、「日本愛酢党」という、お酢を愛することを政策に掲げた変わり種もあった。

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