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離岸流が起きる仕組み

 福岡県古賀市の海で親子ら4人が死亡した水難事故は、岸に打ち寄せた波が沖に戻る際に生まれる「離岸流」に巻き込まれたのが原因とみられる。

慌てずに岸と平行に泳げ

 海上保安庁などによると、離岸流は沖から岸に向かって吹く強い風で打ち寄せられた海水が沖に戻る際にできる川のような通り道で、長さは数十メートルから数百メートルになる。秒速2メートルの速さになることもある強い流れで、いったん巻き込まれると流れに逆らって泳いで岸に戻るのは難しい。

 一方、離岸流の幅は10~30メートル程度であることから、巻き込まれても慌てずに岸と平行に泳ぎ、離岸流を抜けた後に岸に向かうことが大切という。泳ぎが得意ではない人は無理に泳がず、浮いた状態で救助を待つなどの方法を勧めている。

 離岸流が発生しやすいのは(1)日本海など外洋に面している(2)遠浅で海岸線が長い(3)波が海岸に対して直角に入る--の3要件を満たした海岸で、消波ブロックや突堤などの人工構造物の近くでも発生する可能性が高いという。【山下俊輔】

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