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戦後72年の表現者たち

/1 古処誠二さん(1970年生まれ、作家) 現代に「橋」をかけず

作家の古処誠二さん=2017年8月2日午後2時20分、鶴谷真撮影

 第二次世界大戦が終わってから72年。戦後生まれが人口の8割を占め、日本人だけで310万人が亡くなった悲劇も実感が薄れ「歴史」になりつつあるが、戦争をテーマに表現する人たちがいる。狙いは何か。課題は。創作に込める思いを語ってもらう。

 「あの戦争の結果を知っているから『反戦』となるわけでしょう。仮に勝っていたらそう言わないのでは」。作家の古処誠二さん(47)は淡々と語る。太平洋戦争の日本軍兵士の内面に入り込み、小説を書き続けてきた。

 兵士といっても補給や医療など、戦場では脇役とみなされる存在が多い。軍属や子供のケースもある。「戦闘…

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