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ひと@あいち

「半田空の科学館」天文指導員・桜井守さん /愛知

桜井守さん=野村阿悠子撮影

 「今夜は月と木星、土星が一緒に見られる、ちょっとデラックスな夜です」。“今日の夜空”を映し出すプラネタリウムで、ユーモアたっぷりのアナウンスを優しく響かせる。元警察官という異色の経歴から「スターポリス」の愛称で親しまれている。

 40歳の頃、半田空の科学館(半田市桐ケ丘)でボランティアを始め、天体観測イベントの手伝いをするようになった。仕事の合間を縫って星の知識を深め、望遠鏡の使い方も独学で覚えた。定年後に同館の職員になり、プラネタリウムでの解説も任されるようになった。しかし当初は人前で話すのは苦手だったといい、「誰もいない車の中で、一人で声に出して繰り返し練習した」と振り返る。現在も休日は天体に関する本を読みあさる。「大好きなことだから、努力も苦ではないです」

 幼少期から空を見上げるのが好きだった。印象に残っているのは、5歳の頃、自宅近くの銭湯に行く途中で見た月だ。「歩いても歩いても僕についてくるように見えて。不思議でねえ」。小学生だった1957年には、旧ソ連が打ち上げた世界初の人工衛星「スプートニク」を一目見ようと、日本上空を通過する時間に目をこらした。「見えたという記憶はないけど、とにかく必死に空を見上げたことはよく覚えている」

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