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核シェルター

「日本からの注文急増」米の製造会社

地下に設置する核シェルター。1000万円を超える6人用の豪華モデルはソファや除染室を備える=米ロサンゼルス郡のアトラス・サバイバル・シェルターズで2017年8月13日、長野宏美撮影

 【ロサンゼルス長野宏美】北朝鮮情勢が緊迫する中、核攻撃に伴う放射性物質から身を守るなど非常事態に備える地下シェルター(退避施設)に関心が高まっている。米西部カリフォルニア州の製造会社によると「日本からの注文が急増している」という。

 半年から1年間は避難生活が可能だという核シェルターを製造・販売する「アトラス・サバイバル・シェルターズ」(ロサンゼルス郡)には、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射に成功したと発表した7月上旬以降、米国内外からの問い合わせが相次いでいる。同社では、特に日本からの需要増加を受けて日本事務所を開設し、南部テキサス州に日本向け専用の製造工場を作って対応しているという。

 住宅などの地下に設置する小型シェルターは、運搬や工事費などを含め3万ドル(約330万円)から。避難用トンネルや除染室などを備えたものは同約6万ドル(約660万円)以上する。6人が居住できる「豪華モデル」は、退避用トンネルに続いて、入り口にシャワーを備えた除染室があり、内部にはベッドやソファ、キッチンなども完備しており、値段は約10万ドル(約1100万円)。それでも7月以降、同社製シェルターには、日本からの注文が30件以上入ったという。

 ロン・ハバード社長(55)は注文急増の背景について「米国と北朝鮮が挑発し合い、日本ではますます現実的な危機だと受け止めているのだろう」と話している。

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