訪問看護師

新卒採用 団塊高齢化で需要増 世代多様化に意義

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「体をみますね」。患者の自宅を訪れて体の状態を確認する山下さん(左)=東京都世田谷区で6月
「体をみますね」。患者の自宅を訪れて体の状態を確認する山下さん(左)=東京都世田谷区で6月

 「訪問看護師になるには、病院の臨床経験が3~5年は必要」という考えが根強くある中、少数ながら新卒看護師を訪問看護師として育てる試みが各地で始まっている。団塊の世代がすべて75歳以上となる2025年を前に在宅ケアの需要増が予想されるからだ。【細川貴代】

 6月の朝、訪問看護師の山下宏美さん(28)が自転車で東京都世田谷区の利用者宅に到着した。「おはようございます」。90歳の女性の顔をのぞき込み、血圧や体温を測る。

 女性は腰を痛めて寝たきり状態だ。「変わったことはないですか?」「医師から耳鼻科受診をすすめられて……」。家族の話を聞き、カルテに記載。皮膚や体の状態を確認し、必要な処置をした。

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