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戦後72年の表現者たち

/3 小田原のどかさん(85年生まれ、美術家) 公共彫刻のあり方を問う

 戦後間もなく、長崎市の爆心地、今の平和公園に一本の巨大な矢が突き刺さった。矢羽根の形をしたこのモニュメントは、原爆が落とされた「まさにここ」を指し示す標柱だった。東京在住の美術家、小田原のどかさん(31)は矢形標柱を「戦後日本の野外彫刻の起点」と捉え、それをモチーフに立体を制作している。「彫刻がいかに歴史に左右されてきたのか、知らない彫刻家もいる。戦争と彫刻の関わりを今改めて検証する必要がある」と語る。

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