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もうひとつの動物園

守り・伝える/172 ライオン/34 /東京

 生まれた時期や育った環境が異なるライオンたちを群れにまとめることは、飼育係員にとって難しい仕事だ。

 なかでも、多摩動物公園で、新たに迎えた雌のリナを群れになじませようとした矢先、リーダー格のイエヤスにかみ殺された事件は、大きな衝撃となった。園の幹部はこれをきっかけに、ライオン園の存続のために新たな一歩を踏み出す。

 リナが死んで2カ月たった1994年3月、当時新人だった谷口敦さん(49)=現北園飼育展示係長=を、和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」に派遣した。ライオンの飼育の研修を受けさせるためだった。バスでライオンを観察できる「サファリスタイル」を世界の都市動物園で初めて取り入れた多摩動物公園が、群れの飼育において15年も後発の施設に、職員を研修に出すのは異例だった。

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