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ゾウガメ

15日ぶりに保護 父子で捜索、近くの山中で

「アブー」を発見した東内誠一さん(左)、晟さん親子=岡山県玉野市渋川3の渋川動物公園で2017年8月16日午後6時3分、林田奈々撮影
久しぶりに動物園に戻り、好物の果物を食べるアルダブラゾウガメの「アブー」=岡山県玉野市渋川3の渋川動物公園で2017年8月16日午後3時36分、林田奈々撮影

 岡山県玉野市の渋川動物公園から今月1日に逃げ出したアルダブラゾウガメの「アブー」(雌、推定約35歳)が16日、同園近くの山中で15日ぶりに保護された。ニュースで知って捜しに来た親子が、わずか約15分で発見。2日前に懸けられたばかりの懸賞金50万円を受け取った。

 見つけたのは岡山市の会社員、東内(とうない)誠一さん(39)と中学3年の次男晟(あきら)さん(15)。木陰を好むという習性を調べたうえで、同園の近所の山に入った。約15分後の午後2時10分ごろ、園から約150メートルの林の中をゆっくりと歩いているアブーを発見、晟さんが同園まで走って知らせた。

 体長約1メートル、体重約50キロのアブーは一輪車に乗せられて園内に。好物の果物をおいしそうに食べるなど元気そうだった。飼育員の山根美実さんは「もしかしたらもう二度と会えないかと思った。おかえり」とほっとした表情でアブーの首をなでていた。

 東内さんは「無事でよかった。懸賞金で家族でおいしいものを食べます」と話し、晟さんは「夏休みのいい思い出になった」と笑顔だった。【林田奈々】

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