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北陸・夏の仕掛人

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/8止 油団にすかし、涼感増 表具店「紅屋紅陽堂」牧野友美さん(67)=福井県鯖江市 /北陸

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油団の製作ため越前和紙にはけでのりを塗る牧野友美さん=福井県鯖江市の紅屋紅陽堂の工房で、高橋一隆撮影
油団の製作ため越前和紙にはけでのりを塗る牧野友美さん=福井県鯖江市の紅屋紅陽堂の工房で、高橋一隆撮影

全国唯一の製造元 新作開発 表具店「紅屋紅陽堂(べにやこうようどう)」牧野友美さん

 「柱影映りもぞする油団(ゆとん)かな」。和紙を何層も張り合わせて油をひいた敷物「油団」は、夏の季語で、高浜虚子の俳句にも登場する伝統工芸品だ。全国で唯一製造を続けている福井県鯖江市の表具店「紅屋紅陽堂」で、今年からすかしの入った油団の試作を始めた。「時間がかかっても、より良いものを作りたい」と意気込む。

 8月のある日、北陸道・武生インターチェンジから車で約15分の場所にある紅屋紅陽堂の工房を訪ねると、真剣な表情で、油団の材料となる越前和紙にはけでのりを塗っていた。

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