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性的少数者 第3部/2 高校1年生・暦さん(15) /埼玉

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男性でも女性でもない 「Xジェンダー」存在知って

 県北部に住む高校1年の暦(れき)さん(15)は、小学生のころから詩や絵本のストーリーを書き始めた。原稿用紙数十枚の短編小説は未完を含め4本になった。

 自宅の部屋には大きなベッドと鏡、机があるだけ。壁には「変わる!」と、自分で書いた紙が貼られている。小説などを構想する時はベッドに寝転がり、スマートフォンのメモ帳に登場人物のせりふなどを思いつくままに書き出す。「意識を集中させる」ため、部屋は真っ暗だ。その後、机に向かいメモを手がかりにあらすじを書き進める。

 暦さんは性自認(心の性)が男性でも女性でもない「Xジェンダー」。LGBT支援の活動をする時は、好きな言葉「暦」と名乗っている。まちの小さな喫茶店で取材に応じた暦さんは、自分の性自認と向き合った葛藤を語った。

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