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バルセロナテロ

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保坂修司氏
保坂修司氏

「奪還へ」標的に 保坂修司・日本エネルギー経済研究所研究理事

 スペインは対過激派組織「イスラム国」(IS)の有志国連合のメンバーだが、米英仏などの主要国に比べ、軍事攻撃で積極的な役割を果たしているわけではない。ただ、ISなどのジハード(聖戦)主義者の考えでは、スペインは15世紀のキリスト教勢力によるレコンキスタ(国土回復運動)まではイスラムの土地で、いつか「奪還」しなければならない場所だ。現に今もモロッコの一部はスペイン領だ。その意味でスペインは最も標的になりやすい国の一つだった。

 また、ISはイラクやシリアでの劣勢を背景に、欧米で特定の組織に属さないローンウルフ型や自国育ちのホームグロウン型のテロを推奨しており、どこでいつテロ攻撃が起きても不思議ではない状況だ。

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