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今週の本棚

『マンモス-絶滅の謎からクローン化まで』=福田正己・著

 (誠文堂新光社・2160円)

 本書を読み、専門性と幅の広さを兼ね備えた「T字型人間」という言葉が浮かんだ。著者の本来の専門は寒冷地の地形だが、自身の体験に基づき、約1万年前に絶滅したマンモスの生態に加え、生物の進化や気候変動、先住民の文化や生活、ついにはクローン作製まで、豊富な写真や図表を使って話題を展開した。

 そもそも研究者として異質である。室内にこもって論文執筆とシミュレーションに励むのではなく、70代になった今にいたるまで電気や水のない場所で観測するという労苦の多い道を歩んでいる。

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