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社員食堂 健康志向へ進化

さまざまな総菜が並ぶヤフーの社員食堂ビュッフェ=東京都千代田区で、塩田彩撮影

 企業の福利厚生の一環である社員食堂が進化している。安価で食事を提供するだけでなく、社員の健康保持やコミュニケーションの場にする食堂も増えてきた。背景にあるのは、社員が健康に働くことが会社の収益につながる「健康経営」という考えだ。

 ●打ち合わせ利用も

 ガラス張りの窓から明るい光が入る約3000平方メートルの1フロアが、ヤフー本社(東京都千代田区)の社員食堂兼カフェスペースだ。座席数は約820席。関連企業も含め1日約2600人がランチ利用する巨大食堂だ。入り口付近の上部に設置された画面には、その日の定食や麺類、丼もののメニューが写真付きで表示される。調理場に製麺機を備えたうどんやスパイスから調合したオリジナルカレー、新鮮な野菜や和食総菜を好きなように組み合わせることのできるビュッフェなど、内容も充実。併設のカフェで焼きたてのパンも食べられる。他企業や行政の関心が高く、視察も絶えないという。

 食堂開設のきっかけは昨年10月、本社が港区から現在の場所に移転したこと。それまで社員食堂は本社から…

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