夏の高校野球

広陵・平元投手と中村捕手 失敗機に協力

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マウンド上で拳をぶつけ合って気合いを入れる広陵の平元銀次郎投手(左)と中村奨成捕手=阪神甲子園球場で2017年8月20日、藤井達也撮影
マウンド上で拳をぶつけ合って気合いを入れる広陵の平元銀次郎投手(左)と中村奨成捕手=阪神甲子園球場で2017年8月20日、藤井達也撮影

 「最初は全然気が合わず、けんかばかりしていた」という2人がバッテリーを組み、甲子園を勝ち進んでいる。夏の甲子園でベスト4に入った広陵(広島)のエース、平元銀次郎投手(3年)と中村奨成(しょうせい)捕手(3年)。昨秋の手痛い失敗を機に歩み寄り、「日本一」の目標に向かって力を合わせている。

「あいつと組めるのは本当に幸せ」

 高校1年生でバッテリーを組んだ直後から、ことあるごとに口論ばかりしていた。平元投手は「こんなに肩が強い捕手は初めて見た」と一目置き、中村捕手は「こいつなら甲子園に行ける」と感じていたが、意見が分かれると双方が「正しいのは自分」と譲らなかった。

 試合では平元投手が中村捕手のサインに首を横に振り続け、マウンドに集まってもなかなか結論が出ないことは日常茶飯事だった。

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